キョウショクの司厨部員について


キョウショクでは、主に調理専門学校から新卒の調理師資格取得者を雇用しています。
彼らは調理の基本が出来ていることは勿論ですが、新しい事に対して吸収力があり、柔軟性に優れています。
彼らのポテンシャルを生かしながら、弊社では入社前には乗船研修、また入社後には、船上で独自のOJT研修並びに船舶料理士の資格取得研修を行っています。
約半年後に船上研修で先輩司厨員や船長から認められると、キョウショクシステムの中で司厨員または司厨手として独り立ちします。
その後も本人のレベルアップの為に必要なOJTや、陸上研修などを行っています。

船上でのサービス


美味しい料理を提供する上で、キョウショクそして各司厨士が心掛けていることを3つあげました。
1.情報の共有によって船員さんの要望に合わせる努力をする
献立は、陸上での作成ですが、現場の状況をよく知っている司厨長や司厨手・員が、乗組員の年齢や嗜好・食材調達状況などを陸上スタッフや後任の司厨部員に伝え、レシピや調理などに反映しています。
2.食事から季節を感じて貰う
船の上で少しでも季節を感じて貰えるよう提供する食事には出来るだけ旬の食材を取り入れています。また、クリスマス等のイベント時にはクリスマスケーキを出すなどして、乗組員の皆さんにイベントを感じて頂けるよう努力しています。
3.美味しい状態のお食事をご提供する
温かい食べ物は温かい状態で、冷たい食事は冷たい状態で食べて貰えるように、食べる人の気持ちになって提供するようにしています。